親知らず抜歯
『まさか…こんなに痛いとは…』完全に油断していた。先日、親知らずを抜いてきたのですがこれがなかなかの大手術でした。そんなお話を少し聞いてもらえたらと思います。
行きつけの歯医者さんで『う~ん…ウチでは対応が難しいから紹介状書きますね』なんか結構軽い感じだったのでそこまで心配してなかったが。。
そして、抜歯当日。。
先生から一通り説明を受け、なにやら準備開始。「あれ??何それ?聞いてないよ??」そこで登場したのが ”ジャーン” 心電図。これってドラマでぐらしか見ないよなぁ。。な~んて思いながらびびりな私は冷静さを装いながら緊張MAX。
嵐の前の静けさ
『完全に思ってたのと違う。。もしやこれはヤバイやつなのか??』そして横たわる私に助手の方はそんな不安な気持ちには全く関係なく手際よく準備に取り掛かるのであった。
もうここまできたら諦めるしかない。。「気分が悪くなったら言って下さい」と言われたが、もう既に気分が悪い場合はどうすればいいのだろう…と思いながら気持ちを落ち着かせる。
『大丈夫、歯を抜くだけだ…たかが歯を抜くだけだ…すぐ終わる』そう何度も言い聞かせ”ピコピコ”横で鳴る心電図を見ながらそうそうこれが!!
『ピーーーーーーーーーーーッ』とか鳴ると
ヤバいんだよな…今日鳴るのかな。。。
『ウィーーーーン』開幕だ。
開幕
手術前に麻酔を「ブスブス」打たれたのでどんなに削られようが痛くない!『このままいけば大丈夫な感じだ!』ただ、その期待は数分後、無惨に打ち砕かれるのであった。。。
「ちょっと歯に振動がいきますね」……
「バキバキバキッ…ギシッ…バキバキッ…」
『うわ~!先生!それはちょっとじゃな~~~~~~~~~~い!!』
『おい!麻酔!!仕事しろーー!!いてぇ…』
ふぅ~…なかなかの衝撃だったが何とか耐えた。
そこで先生が一言「 4分の1は取れましたので 」
『よ・よ・よ、4分の1だと…今ので』
今年1番の衝撃!!まだ2月だけど。。。職業柄、私はメンタルコーチでもある!この程度のことで…と思ったが完全にメンタルは崩壊してました。。
その後も怒涛の治療ラッシュ!後で聞いた話によると骨もかなり削ったみたいで…治療の痛みのピークは開幕直後が一番でその後は追い麻酔をブスブス打ってもらったお陰でなんとか治療は無事終了。
どうやら親知らずは状態によって手術の難易度も痛みも全然違うらしい…なるほど。
リアルこぶとり爺さん
大変だったが何とか無事治療を終え帰宅。ただ、親知らずは抜歯後がどうやらヤバイらしいとネットで見ていたので少し警戒はしていたもののそれは突然やってきた……
夜中の2時過ぎ『ジンジン…ジンジン…』痛い。。歯が痛い。。。鏡を見ると!そこにはリアルこぶとり爺さんが…しかしこんなに腫れるのか?と思うほど腫れていた。
とりあえず痛み止めを飲み布団にくるまるが一行に痛みが収まる気配がない。そして殆ど眠れないまま朝を迎えることに。。
小さなプレゼント
今はようやく腫れも引き痛みも殆どない状態で、傷を縫った糸がまだ残っているので口の中はちょっと気持ち悪い感じです。
抜歯後、「抜いた歯を持って帰りますか?」と聞かれたので、これだけ面白い体験ができたのだからと思い記念に持って帰りました。
歯は白い歯型のかわいいケースに入れてくれたので、しばらくは部屋に飾っておくつもりです。皆さんもくれぐれも親知らず抜く際は覚悟して下さいね。
最後まで読んでいただき有難う御座いました。
☆人財育成コーチ ひで☆
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